平熱ってそもそも平常時の熱?
平均的な熱?
そんな初歩的なところからのスタートでガッカリですよね。
大辞林で調べてみましたところ『健康な人の平常の体温。通常、成人は摂氏36〜37度。』とのこと。
…やはり35度台は異常なわけね。
しかし、1回測っただけではその日の自分が本当に健康で平常なのかもわかりませんよね。
自分の平熱を知るために
やはり結局のところ平均値を知るしかないわけで。
ってことは、複数回測る必要が出てきますが、いつ何回測れば良いのか。
人間のメカニズムとして体温は1日のうち、朝・昼・夜と、24時間単位の体温リズムがあり、早朝が最も低く、次第に上がり、夕方が最も高くなり、それを『概日リズム』と呼ぶのだそうです。(参照 : テルモ体温研究所)
丑満時から早朝にかけてに亡くなる人が多いのはその体温変化のせいもあるのだそうです。(参照 : 実践編「体を温める」と病気は必ず治る)
さらに運動、外気温、食事、睡眠、感情の変化によっても変動するのだそうです。
また、女性は生理周期によっても変動しますので基礎体温を記録した方が良いと、よく耳にしますよね。ズボラな私はもちろん記録しておりませんが…。
これらを踏まえて、平熱の測り方を具体的に書き出してみますと…(参照 : 「平熱37℃」で 病気知らずの体をつくる)
10分間測定
あらら、最初からなかなかの難題。
だって最近の体温計って1分経つか経たないかでピピピっと呼んでくれますよね。
しかし、体温を脇の下で測った場合、体温計が体の中心部の温度と同じになるまで10分程度を要するといわれているそうで、近年の数十秒程度で測定できるデジタルの体温計は予測式で10分後の実測値を予測した場合の温度が表示されるのだそうです。
予測値なの?!?!
まぁ、もちろん現代のテクノロジーによってその予測値は実測値とほぼ大差ないこととは思いますが、やはり水銀の体温計を脇に挟んで10分計測するのがベストなようですね。
1日4回を3日間測定した値の平均値
先ほども書きましたが、人間の体温は1日の中で刻々と変化するそうなので、起床時、午前中、午後、就寝前の4回測ることがベストなんだそうです。
一般的に考えて食後や飲酒後、入浴後、運動後、外出から帰宅直後は体温が上昇していることと思われますので避けた方が良いでしょうね。
私は起床時(起床時間は日々バラバラですが)、昼食前、夕方17:00頃、入浴前(だいたい23:00頃)の4回に測定してみました。体温計がずれないように脇をぴったりと締めて10分間じっとしているというのはなかなか苦痛なもので、二の腕ダイエットになるんじゃないかと思うほどでした。
そうして測定された3日分、12回分の数値を合計して12で割り、その平均値を算出しました。
私の場合は夕方と入浴前は36℃台前半の体温があったのに、起床時の体温が低すぎて、平均値は結局35.8℃と残念な結果になりました。
[voice icon=”https://tomokotakeda.com/wp-content/uploads/2017/02/2017-02-25-12-55-20.jpg” name=”トモコ” type=”l”]なんだか不調が続いて…という方はぜひ一度平熱を計測してみてください。定期的に測ってみることも必要かもしれませんね。[/voice]
参考サイト : テルモ体温研究所
参考図書
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